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家族の食事や団欒の他、読書や作業をする場としても利用する食卓は、日常生活の中心で、テーブル&チェアは大きな存在です。
機能的で上質なダイニングセットを、しっかりと選びたいものです。

そこで、ダイニングセットの選び方をご紹介します。

チェック1 部屋のサイズで選ぶ

テーブルとチェアの寸法合わせや種類の選び方は、お部屋の広さによって違います。食事をする時に、一人分のテーブル幅と奥行きが、窮屈にならないサイズを選ぶのがポイント。

スペースがない場合は、天板をスライド式で伸縮できるエクステンションタイプだと、必要な時にテーブル面の大きさを調整できるので便利です。省スペースなレイアウトも工夫次第です。

チェック2 素材で選ぶ

テーブルやチェアで、人気なのが木製のタイプですが、素材は大きく分けて約4種類あります。
木目の風合いや色味、耐久性もそれぞれで違い、テーブルのつくりや価格にも関係します。
それぞれの持ち味や良さを理解して選びましょう。

TYPE@ 合板
薄くスライスした板を、木目を交差させて重ねて張り合わせたもので、もっとも一般的に使用されている素材です。

TYPEA 天然木化粧合板
ムク材を暑さ1mm未満にスライスし、合板に貼ったもので、見た目が美しいのが特徴。

TYPEB 集成材
天然木の角材や平板を、木目に沿って長さ・幅・厚さの方向に集成接着したもので、耐久性に優れているのが特徴。

TYPEC ムク材
天然木を切り出した板や角材。削り直しながら長く使うことができるます。

チェック3 スペースを確保する

配置と必要なスペースは、テーブルの形によって違います。正方形・長方形タイプは、壁際に合わせやすいので省スペースなレイアウトが可能です。
丸型は幅に余裕が必要。
どちらでも、椅子の後を人が通れる位の空間は確保したいですね。

「160cm×80cmの長方形の食卓の場合」
椅子を引く分・80cmが2方向なので、160cm×240cmのスペースが必要になります。片側に座った人の後ろを歩くことを考えるなら、さらに25cm、テーブル横を歩くのに65cmが必要になります。

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「直径120cmの丸型食卓の場合」
4人で使うなら、椅子を引く分・80cmが4方向に必要ですので280cm×280cmのスペースが必要です。対面して2人で使うなら120cm×280cm。座った人の後ろを歩くことを考えるなら、さらに25cmずつ必要になります。

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チェック4 部屋の間取りと他の家具とのレイアウトを考える。

椅子はテーブルの収まり具合を考え、それとともに押し引きを考慮したレイアウトを考えましょう。

食卓の配置は、他の家具との間に、作業動線に必要なスペースをしっかり取ることがコツです。

チェック5 お手入れ方法を知っておく。

素材によってお手入れ方法が違いますので、購入の際にお手入れ方法を確認しておくとよいと思います。

ここでは木製素材のお手入れ方法を紹介します。

木製素材についてまずは知っておきたいこと。
天然木の製品は、設置してから2〜3ヶ月程の間に、太陽光による影響で表面の色が変化することがあります。太陽光を不均一に吸収すると、痕跡が残る原因となることがあります。

木製家具の表面は、塗料によりコーティング加工を施しています。コーティング加工は、傷防止の役割、水分の浸入による「木の反り・割れ・ひねり」などの変形や汚れを防ぐ役割を果たします。木製家具の「におい」は、塗装加工した塗料のにおいである場合が多く、少しずつにおいは薄くなりますが、気になる場合は、1週間ぐらい風通しの良いところに置いておくとよいでしょう。

木製素材のお手入れ方法
定期的にネジなどの締めなおしする。
熱源や直射日光を避ける。
清潔で湿った、柔らかい布で拭く。湿気に弱いので、濡れた場合にはすぐにふき取る。
汚れた場合は、少量の中性洗剤をぬるま湯で薄めたものをかたく絞った雑巾で拭く。
拭き終わったらきれいな雑巾で表面の洗剤分をきれいに拭き取る。
どうしても汚れが落ちない場合には中性洗剤の原液でふき取る。
 ただし、裏側など見えにくい所で試してから行うこと。
揮発油系(シンナー/除光液類)は使用厳禁。

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